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配列マネージャー(値の代入)

複数のグローバル変数を統合させて仮想配列として扱い、配列への値を代入します。このプラグインは値を仮想配列に代入することしかできません。値を仮想配列から取得する場合は、配列マネージャー(値の取得) プラグインを使用してください。

詳細

最大 16 個のグローバル変数を統合して 1 次元配列のように扱うことができます。さらに個々のグローバル変数を、指定したビット数に分割することで、格納できる値の最大値を犠牲にする代わりに、より多くの配列を扱えるようになります。この分割設定は [各配列要素のビットサイズ] プロパティで指定できます。分割した場合の配列の要素数の上限は次の通りです。<1 ビット> = 256、<2 ビット> = 128、<4 ビット> = 64、<8 ビット> = 32、<16 ビット> = 16。

[配列のセットアップ] タブ

配列のセットアップタブ

グローバル変数 1 〜 16

統合したいグローバル変数を指定します。 統合したグローバル変数は、ひとつの「仮想グローバル変数」として扱うことができます。仮想グローバル変数にはインデックス(配列番号)が割り当てられるので、例えば統合前のグローバル変数 3 にアクセスしたい場合は、<仮想グローバル変数[2]> のようなイメージでアクセスすることができます(注:配列番号は 0 から始まります)。

仮想配列コンセプト

使用するグローバル変数の数

上記で設定した変数のうち、冒頭から数えていくつのグローバル変数を統合対象にするかを指定します。上記のスクショの例では、2 と指定した場合、グローバル変数 1 とグローバル変数 2 のみを統合し、他のグローバル変数が指定されていても無視されます。デフォルトの 16 を指定すると、すべてのグローバル変数が統合されます。

各配列要素のビットサイズ

より多くの配列を扱えるように、1 つのグローバル変数を何ビットで分割するかを指定します(GB Studio の各グローバル変数は 16 ビットのビット数を持ちます)。例えば、「2」を指定すると、各グローバル変数が 8 分割されます(例:1 つのグローバル変数は 16 ビットなので、8 個の 2 ビット値を持つ変数に分割することができます)。「8」を指定すると、2 個の要素(各要素は 8 ビットの値を持つ)に分割されます。

仮想配列の例

[各配列要素のビットサイズ] で変数を分割した場合、8 ビットと 16 ビットで分割した場合のみ、マイナス値が使用できます。また、分割した場合に使用できる各変数(配列要素)の最小・最大値は次の通りです。<1 ビット> = 0〜1、<2 ビット> = 0〜3、<4 ビット> = 0〜15、<8 ビット> = -128〜127、<16 ビット> = -32,768〜32,767。

[値の代入] タブ

値の代入タブ

配列インデックス

上記で分割されたグローバル変数を 1 つのまとまりとした時に、値を設定したいインデックスを指定します。例えば、16 個のグローバル変数を指定し、それぞれ 1 ビットで分割した場合は、0〜255 の範囲のインデックスを指定することができます。

設定値

指定した配列インデックスの要素に設定する値(整数または変数)を指定します。

グローバル変数を 16 個統合した場合の使用可能なサイズ / 値の例

各配列要素のビットサイズ最大要素数(配列サイズ)最小〜最大値
12560〜1
21280〜3
4640〜15
832-128〜127
1616-32,768〜32,767